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「有香! 春佳あんた何やってるのよ!」

他の人たちがこの騒動に気付いて来てくれた。凄く心強かった。

「私は何も……何もしてない」

春佳は追い詰められてか、涙を流し始めた。だけど、誰も同情もせずに春佳を睨んだ。

「春佳がこんな嫌な奴だとは思ってなかった」
「信じていた私たちが馬鹿だった」
「ち、違うの……本当に信じてよ」
「何を信じろって言うの?」
「有香のことこんなに追い詰めて」
「……そんな春佳を攻めないで」
「有香は優しすぎるよ」
「春佳だってもうしないって約束してくれると思うし……ね、春佳?」
「しないわよ、そんな約束」
「春佳、あんた反省する気ないの!?」
「反省も何もやってもないこと反省するわけないでしょ。私はしないよ」
「っ、春佳、あんたねえ!」
「攻めないで……お願い」
「有香……」
「私は大丈夫だから……皆がいるから大丈夫だよ」


皆がいるから大丈夫。
私は笑顔を浮かべた。皆は少し心配しながらも笑い返してくれた。そして春佳はその場から立ち去っていった。

「有香、これからも気をつけてね。これで終わりかどうかわからないから」
「うん……」


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